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省エネ家電で温暖化防止

冷蔵庫の選び方&買換えのポイント

買換えの時は、省エネ効果の高い冷蔵庫を
上手に選びましょう。

冷蔵庫を買換えて省エネ

省エネ性能が高い製品を選びましょう

冷蔵庫の省エネ性能は年間消費電力量で比較します。

同じ大きさ(内容量)、冷蔵室のドアの数が同じなら、省エネ基準達成率が高いほど省エネ性能にすぐれ、年間消費電力量も少なくなります。

省エネラベルで省エネ性能に優れた冷蔵庫を選んでいるところのイメージイラスト

カタログや店頭の省エネルギーラベル・統一省エネラベルで省エネ性能を確認できます。

大きさや使いやすさを考慮して選びましょう

横幅や奥行きなど大きさの他、扉など使いやすさも考えて選びましょう。

店舗で冷蔵庫を選んでいるところのイメージイラスト
(1)容量から選びましょう

家族の人数、買い置きの量等に応じて容量を選びましょう。
容量が大きくなったからといって年間消費電力量が増えるわけではありません。

家族の人数に合わせて容量をお選びください。2017年度版 冷蔵庫 目安容量計算式 容量=(70L×家族人数)+(120L~170L)+100L 例:3人家族であれば430~480L、4人家族であれば500~550Lとなります。容量スペースに余裕があれば上記計算容量に30~50L位多い容量帯の冷蔵庫を考えても良いでしょう。
(2)設置スペースから選びしましょう

冷蔵庫の設置には放熱のためのスペースが必要です。

設置する場所の寸法を確認してください。この設置スペースと冷蔵庫の大きさにはある程度のゆとり(隙間)が必要です。このゆとり(隙間)がないと放熱がうまくいかず、冷蔵庫が冷えにくくなりますから、結果的に電気のムダになります。

ゆとり(隙間)のある設置が省エネにつながります

冷蔵庫のカタログに掲載されている各製品には必ず下記のような図がついています。 この黄色の部分が最少のゆとり(隙間)スペースです。このゆとり(隙間)がないと放熱がしにくくなり、結果的に冷蔵庫が冷えにくくなりますので、電気のムダになります。1日24時間、長期間使う冷蔵庫ですから、十分なチェックが必要です。

冷蔵庫の最小必要設置スペース、天井からの余裕100mm 周囲との隙間5cm
(3)使いやすさも考慮しましょう

扉の開き方はキッチンに合わせましょう。

冷蔵庫の使いやすさの大きなポイントは扉の開閉向きです。右側に壁がある場合は右開き、左が壁なら左開きが便利です。また、左右両開きや2枚扉(フレンチドア)などもキッチンのスタイルに合わせてお選びください。

冷蔵庫の設置場所扉の開き方との関係イラスト
壁が右側なら右開き
冷蔵庫の設置場所扉の開き方との関係イラスト
壁が左側なら左開き
冷蔵庫の設置場所扉の開き方との関係イラスト
左右どちらからでも開く左右両開き
冷蔵庫の設置場所扉の開き方との関係イラスト
2枚扉の両開きフレンチドアタイプ

環境を配慮したノンフロン冷蔵庫

1930年頃から冷媒や発泡剤に使用されていた特定フロン(CFC類)は、成層圏にあるオゾン層の破壊を引き起こすと言われ、1995年以降は代替フロン(HFC類)になりました。しかし、これも地球温暖化の要因になるものと考えられ、温室効果ガスに指定されました。そこで、代替フロン(HFC類)に代わる「ノンフロン(HC類)」を採用した冷蔵庫が、2002年のはじめから順次発売されるようになりました。店頭やカタログに「ノンフロン」の表示がありますので、冷蔵庫の選び方のポイントにしてください。

ノンフロン冷蔵庫
表記の方法はさまざまですが、必ず「ノンフロン」という言葉が使われています。
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