買換えの時は、省エネ効果の高い炊飯器を
上手に選びましょう。
炊飯器を買換えて省エネ
炊飯時と平均保温時の消費電力量で選びましょう
美味しいご飯を食べるための炊飯器は、ほぼ毎日使うものですから省エネ性がとても大切です。各メーカーのカタログに記載されている消費電力を製品選びの参考にしてください。また、炊いたご飯は残さず食べきってしまい、長く保温しないことが省エネにつながります。
カタログや店頭の省エネルギーラベル・統一省エネラベルで省エネ性能を確認できます。また、消費電力量だけでなく、節水も大事な省エネのポイントです。
家族の人数や食生活のパターンから最適な製品を選びましょう
(1)大きさ(合数)から選びましょう
家族構成にあわせ、炊飯器の容量を選ぶようにしましょう。
目安一覧表炊飯器の容量 | 最大炊飯容量 |
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0.54Lタイプ 0.63Lタイプ |
~3合まで(茶碗 約6杯) ※0.63Lタイプは3.5合まで炊けます。 |
1.0Lタイプ | ~5.5合まで(茶碗 約11杯) |
1.5Lタイプ | ~8合まで(茶碗 約16杯) |
1.8Lタイプ | ~10合(一升)まで(茶碗 約20杯) |
- お米1合は、茶碗約2杯分のご飯になります。
(2)炊飯方式から選びましょう
現在の炊飯器を炊飯方式で大きく分けると、マイコン方式とIH方式の2種類になります。ここでは、おいしいご飯が炊きあがると人気がある、IH方式についてご紹介します。
IHとは、電磁誘導加熱(Induction Heating)のことです。IH炊飯器は、IHコイルによる磁力線のはたらきで、内釜自体をヒータのように発熱させる仕組みになっています。
ごはんをおいしく炊くためには、高火力で一気に加熱することが大事です。
IH炊飯器では、高火力に加え、理想的な温度管理を行うことにより、水が対流して、お米のおいしさを引き出し、ムラなく炊き上げることができます。
各メーカーともに独自の炊飯方法と内釜の素材に工夫をこらしています。
美味しく炊くポイントは、圧力やスチームなどによって高温に加熱し、IHヒーターできめ細やかな温度制御を行うことです。
代表的な炊飯方式と釜の種類をご紹介します。
炊飯方式 | 釜の種類 |
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(3)食生活の慣習や生活パターンに合わせて付加機能を選びましょう
炊きあがりの食感(かたさ・ねばり)の調節、炊き分けの種類、少量炊きや高速炊飯などご飯の好みや習慣に合わせて付加機能をお選びください。
(詳しくは販売店などの方と相談してください)